PICを使った信号発生器基板
オシロスコープで リサージュ図を!!


 小さくても頼もしい、よくばり信号発生器基板


【 リサージュ図形の回転 】

 SGX-02Cのリサージュ波形は、2波が同期しており基本的には静止しています。 スイッチを押すたびに2波の位相差を10μSシフトさせることができ、更に長押しで自動シフトさせると添付動画のように回転しているように見えます。 ※添付の動画を再生するには、MP4の動画再生環境が必要です。

   

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【 概略機能 】

    SGX-02CはPIC16F1705を使用した信号発生器基板で、アナログオシロスコープのテストや校正用に使用できます。概略機能は、以下の通りです。
◆ 53種の固定周波数信号を生成し、スイッチで切換え8種を同時に出力します。
 (正弦波:5種/△□☆波用信号:6種/ファンクション波:9種/矩形波:24種/点滅波:9種)
◆ 2種の正弦波信号を組合わせ、6種のリサージュ図形とその他
△□☆パターンを描画します。
◆ ファンクション信号は、PIC内部の基準電圧を使い電源電圧を変えても変動しません。
◆ 矩形波信号を使い、TIME/DIV(50nS~20mS)18レンジを順に切替えテストできます。
◆ SW1スイッチで9ポジションを切替え、LEDの点滅回数でどのポジションかを識別します。
◆ SW2スイッチは信号のシフトに使い、長押しで自動シフトモードになりリサージュ図形は連続回転します。
  ※ 正弦波信号の一方およびファンクション信号は、他の信号に対し10μSごとにシフト可能。
◆ 8MHzのクリスタルを使い、内部で4倍し32MHzのシステムクロックで動作します。
◆ 電源電圧は 3V~5.5V、消費電流は無負荷で約7mA(LED点灯時は約10mA)です。
◆ プリント基板は厚み1mmのガラエポ基板で、両面に赤色レジスト・部品実装面に白シルク印刷が有ります。
◆ 部品実装済みのサイズは、48.3mm×38.1mm×約10mm・重さは約8gです。

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