PICを使った信号発生器基板
オシロスコープで リサージュ図を!!

【接続】


 SGX-02Cを使用するには、電源(3V~5.5V)の供給と信号の取出しが必要です。消費電流は約10mAほどですので、電源には電池等の使用も可能です。信号は10ピンのピンヘッダーから取り出しますが、ピンの間隔が狭いので直接プローブやミノムシクリックを接続すると隣のピンに接触する恐れが有ります。写真のように間隔をあけた基板を製作すると、信号の取出しが容易です。(写真はSGX-02B)

【事例】

 アナログオシロスコープの動作確認に、SGX-02Cの各信号を使った事例です。詳しくは「仕様・回路図」のページも合わせてご確認下さい。


1)TIME/DIVレンジ(X軸)確認用の矩形波信号
 18種の矩形波信号を使って、50nS~20mSのTIME/DIVレンジを確認します。SQU3ピンからは4MHz~10kHzが、SQU4ピンからは5kHz~10Hzが、SW1スイッチを押すことによりレンジに合わせ順に切替わり出力されます。
 固定周波数では物足りない感じがしますが、広範囲にレンジを確認する場合はダイヤル式に比べ合わせ易いことが分かります。


2)VOLTS/DIVレンジ(Y軸)確認用の9ライン信号
 TIME/DIVレンジを1mSにセッとし、50mV・100mV・200mV間隔の9LINE信号3種を使ってV0LTS/DIVレンジを確認します。FUNCピンのポジション7・8・9で、SW1スイッチを押すことによりレンジに合わせ順に切替わり出力されます。
 若干ノイジーな信号ですが、V0LTS/DIVレンジの調整以外にも、画面全体の傾きや歪みなどを確認・調整する場合の信号として使います。


3)リサージュ図形によるXY軸の確認
 SIN1ピンに1kHz・SIN2ピンに1.25kHzの正弦波を出力させ、4:5のリサージュ図形を表示させます。2つの正弦波は、それぞれボリュームでレベル調整できます。SW2スイッチで位相がシフトし長押しで自動シフトモードになり回転します。
 またCAL信号の周波数調整機能がある場合は、1kHzの正弦波とCAL信号のリサージュ波形でCAL信号の周波数校正ができます。


4)正弦波によるADD機能の確認
 2波の正弦波信号を使って、ADD機能の確認を行います。写真は、ポジション6の1kHzと1.25kHzの正弦波をADD機能で表示したものです。SW2スイッチで位相シフトさせ、波形の変化を確認できます。




5)バースト波による遅延掃引(Bスイープ)の確認
 周波数25kHz・電圧2Vの矩形波が0.25mSの区間有り2mS間隔で繰返す信号です。スペース区間は、1Vです。写真は、オシロスコープのBスイープで時間軸を50μSにした波形をALTで表示したものです。




6)4CH信号 (Aパターン)
 ・SW1の設定:ポジション2
 ・オシロスコープのTime:0.5mS
 ・各入力信号は以下の通り
  ① CH3:500Hz 正弦波 (SIN1)、② CH2:500Hz 矩形波 (SQU2)
  ③ CH4:1kHz 正弦波 (SIN2)、④ CH1:1kHz 三角波 (FUNC)

7)4CH信号 (Bパターン)
 ・SW1の設定:ポジション3
 ・オシロスコープのTime:0.5mS
 ・各入力信号は以下の通り
  ① CH2:1.25kHz 矩形波 (SQU2)、② CH4:1.25Hz 正弦波 (SIN2)
  ③ CH1:1.25kHz ノコギリ波 (FUNC)、④ CH3:1kHz 矩形波 (SQU1)

8)4CH信号 (Cパターン)
 ・SW1の設定:ポジション4
 ・オシロスコープのTime:1mS
 ・各入力信号は以下の通り
  ① CH2:500Hz 矩形波 (SQU2)、② CH1:1kHz 逆ノコ波 (FUNC)
  ③ CH4:1kHz 正弦波 (SIN2)、④ CH3:1kHz 矩形波 (SQU1)

9)4CH信号 (Dパターン)
 ・SW1の設定:ポジション5
 ・オシロスコープのTime:1mS
 ・各入力信号は以下の通り
  ① CH4:667Hz 正弦波 (SIN2)、② CH1:677Hz 台形波 (FUNC)
  ③ CH3:500Hz 正弦波 (SIN1)、④ CH2:500Hz 矩形波 (SQU2)


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